東京都心の杉並区の生産緑地1.5ヘクタールで栗栽培に特化して20年以上になります。
私は、実家が農家でしたが、大学で化学を専攻していた関係で、卒業後、食品会社に務め品質管理に携わっていました。ところが31歳の時に実家の農業を引き継ぐことになり、ゼロからの挑戦で、栗にチャレンジすることにしたのです。
今では800本の栗の木が育ち、その種類も8種類ほどに及びます。文字どおり栗園ですが、シーズンには6トンもの栗の実がとれて、味に関しても評判がよく、朝から50人ほどが順番待ちの列をつくることも珍しくありません。