東京でも大生産地に負けない美味しい柿ができるんです
私は農業歴60年になります。現在野菜70%、果物30%の割合で作付していますが、最近は果物、特に柿の生産に力を入れており、早秋、太秋、次郎、陽豊などの柿を作っています。中でも柿の王様と言われる太秋柿が全体の50%を占めています。今でこそ順調な柿生産ですが、15年ほど前に作り始めたころは失敗の連続。何年もかけて試行錯誤を繰り返した結果、良い品質のものが収穫できるようになりました。その品質を買われ、伊勢丹さんや西友さん、生協さんにも出荷しています。品質の良いものを作る秘訣は、米ぬかなどの有機肥料を惜しみなく使うこと。このように手間暇かけて作った柿です。現在は市場出荷はしていません。味の違いをどうぞご堪能ください。