キャベツ専門農家を自負している、農業歴約50年の井之口 喜實夫です。 私と息子の勇喜夫が中心となり、合計3名で市場出荷用のキャベツを栽培しております。
私がこだわっていることの1つが低農薬でキャベツを栽培することです。通常は2週間から1ケ月に1回行う農薬散布を、私のところでは1週間に1回、濃度を低くして行います。散布回数は他の農家よりも多くなりますが、濃度が低いのでトータルの農薬の使用量に関しては断然少なくて済むのです。ポイントはこのこまめな農薬散布を虫が大きくなる前に行うことです。作業量が多くなって大変ですが、みなさんに安全なものを食べていただきたいので、このやり方で頑張ります。
こうした努力が報われたのか、2013年11月に明治神宮で行われた品評会で、東京都知事賞(キャベツ部門第1位)をいただくことができました。