東京(現・武蔵野市)が大生産地の東京うどは、ほのかな甘みと苦みが特徴です。軟白うどは、光と風が大敵。地下に掘られた穴蔵の中で常に中腰のまま、ろうそくの火を頼りに栽培から収穫までが行われます。この光をあてない軟化栽培は、江戸時代から続いています。香りとシャキシャキした歯触りが特徴の東京うどには、酢味噌和え、酢の物、サラダなどの料理が向いています。